歴代のテレビドラマや映画、何百本も観てきた中で、最も好きだったテレビドラマは?
迷わず、、、とは言えませんが、やっぱり『俺たちの旅』ですね
中村雅俊さん演じるカースケこと津村浩介、、
今日が楽しければいい、と、一見、いい加減に見えて、ブレない優しさ、生き方に、当時中学生だった自分は大きな影響を受けました
バイブルと言っても過言ではないです
それから40年あまり、今も映画にテレビに舞台にと活躍されている中村雅俊さんですが、、
チケット購入アプリを何気に見ていると兵庫県立芸術文化センターで大阪交響楽団をバックに歌うとの事
人生で一度だけでも直接、会いたいと思いチケットを購入
と言うわけで西宮北口駅にやって来ました
ホールに向かう人達は年齢高め、自分は最年少に近いです
座席は最後列の一列前、
大阪城ホールの君と歩いた青春に、フェスティバルホールの佐野元春と、この位置が続いてますが、、偶然ですか?
コロナ禍の中、隣の客とは一席あけてるので、ゆっくり観れます
用意した単眼鏡のピントを合わせて準備万端
定刻17:00、60名近くの交響楽団が演奏する『青春貴族』で開演
2曲目から、いよいよ中村雅俊登場です
確か70歳のはずですが、若いしカッコよくて驚きます
初めてのフルオーケストラとの共演の為か歌は緊張気味に聞こえました
残念ながら、衰えもあるのでしょうか?
MCも所々すべってるような、、、
ただ、そんな事は、どうでもいい事で、下駄にGパンがトレードマークだったカースケが、超お洒落なタキシードを着てフルオーケストラを従えてステージに立ち、その空間に自分がいてる事に感激です
そして、懐かしい唄は懐かしい時代に連れ戻してくれます
『俺たちの旅』は、ドラマの中のセリフを流し今日イチの盛り上がり!
セリフを聞くだけでドラマのシーンが浮かびます
『恋人も濡れる街角』では、好きな邦画ベスト3に入る蒲田行進曲に浸ります
ちなみに初中村雅俊は同時に初オーケストラでもあるわけですが、演奏を生業にされている方が60名近く集まり、それぞれに演奏し、指揮者のタクトを合図に一つに重なるって凄くないですか?
機会があれば、伴奏ではなく演奏を聞いてみたいものです
さて、楽しい時間も終わりの時がやってきます
最後の曲に選ばれたのは、『いつか街であったなら』
もともと好きな唄ですが、コンサートの最後に聞くと感慨深いです
あの頃の旅を今も何処かで続けてる皆さん、いつか、どこかの街で会ったなら
肩を叩いて微笑みあおう