長々と本四フェリー愛を語ってしまった私は7時のJRに飛び乗り、まずは姫路へ向かいます。姫路駅で乗り換えるのですが、姫路駅と言えば?
そう、えきそばですね。ゆっくり頂く為に実は一本早い電車に乗って来ました。
朝定は終了していたので天ぷらそばを注文、、テッパンの味です。
食べながら気づいたんですが、外の券売機が朝定売切れでも中の券売機では買えるんです、、忘れてました。ま、この後、麺類が続く予定ですので良いんですけど。弁当も美味そうですが、もちろんスルーして岡山に向かいます。
ちなみに今日は在来線のみで、新幹線は使いません、、伝わらないと思いますがそう言う気分なんです。
コンビニで買った雑誌に文庫本、携帯には映画を一本落として準備万端です、、が、まずは仮眠💤💤 三十代前半を過ごした岡山の、懐かしい駅名の車内アナウンスを聞きながら、ゆっくり目覚めます。
岡山でマリンライナーに、更には茶屋町で乗り換え、10時半過ぎに宇野駅到着。
フェリーの時間まで1時間以上ありますが、予想以上に人が多いんです。
皆さん、本四フェリーの廃業前に尋ねてきているのでしょうか?とりあえず宇野駅からはフェリー乗り場に直行し、乗船券を購入!
目当ての船に乗れる事を確認しておいて探索開始‼️ 高松行きの航路が無くなると宇野に来る人もいなくなるのでは?と余計な心配をしていましたが、アートの島で人気上昇中の直島が目の前に。直島行きの人も多いです。
その影響か、宇野駅近辺にもアート作品が多くあります。いくつかをご紹介。
舟底の記憶
宇野のチヌ
小チヌ
海も空も今日は綺麗です。
早めにフェリー乗り場に戻りましたが、やはり人は多いようです。もっとも日頃の賑わいぶり?を知らないんですが、、
カメラを手にする人も多く、私の様に、別れを惜しみに来ている人なんでしょう。とうとう最後の船旅の為のフェリーが到着します。
その姿を写真におさめるカメラマンの皆さん。
私は、この時だけは、船内売店のうどんを食べる事で頭がいっぱいでした。美味くないのに、売切れる事があるので、、車なしの乗客の列に3番目に並んでいましたので大丈夫なんですけどね。結局、前の2人は先に席をキープしに行ったので私が売店の一番客に。もちろん、うどんをいただきました。
懐かしく優しい味なんです、が、別に美味くないんです。美味くないんですが、食べれなくなる事が本当に残念です。食べ終わる頃には、この行列。
高松に着く直前まで注文は続いた様です。皆さん、気持ちはおなじなんでしょうね。ちなみに、東瀬戸内大散歩で乗船した際にいた美人の店員さんも健在でした。1時間の船旅、寒さに耐えデッキで頑張るつもりでしたが、直ぐに挫折、展望デッキに上がった後、船内の客室に戻ります。
もっとも高松が近づくにつれ、ソワソワし結局は客席もデッキもウロつく事になるんですが、、 ひたすら思い出につながる写真を残します。
高松港到着。本四フェリーでの最後の船旅?が終わります。
フェリーで往復する事も考えましたが、高松行きを最後の乗船にしたかったので、復路はマリンライナーで瀬戸内海を渡ります。
高松駅もすっかり変わってしまい昔のイメージは見当たりません。極端に言うと、どこにいるのかわからない時があります。そんな時、この看板を見ると位置関係がハッキリするのは私だけではないはず。少なくなりましたが、確実に存在している「昔のまんま」に救われます。
さて、フェリーが無くなっても高松との縁が切れる訳でもなく、本四フェリーに乗ると言う目的を果たしたので、さっさと引き上げます、が、讃岐うどんだけは食しておきたいところです。いい感じでマリンライナーの時刻が近づく中、思い出しました。駅構内にうどん屋があったはず、、とりあえず改札を抜けます。ありました!連絡線うどん?
腹をくくって肉うどん(冷)を注文。
不味くはないです。ま、本日3食目の麺ですし、、、 本格的?な讃岐うどんを食べるのはまたの機会に、、、こうして旅は続くんです😅😅
マリンライナーで岡山へ。
とりあえず、最後に乗れたお陰で、本四フェリーロスにならない程度には、スッキリしています。
奇しくも今日は私の誕生日なんです。
18歳の春に旅立つ時には想像もできなかった長い年月が過ぎました。その間、ずっと頑張り続けたフェリーに、、、
少し早いですが、お疲れ様でした🙇♂️🙇♂️